富士通レタス出荷される 2014年5月7日、富士通レタスが出荷されました。 半導体やコンピュータで有名な、あの富士通のレタス。 なぜ富士通がレタスを? 富士通レタスって何? 雑感 <なぜ富士通がレタスを?> 富士通では、国内の半導体事業が割に合わなく立っていたので、 工場の一部を閉鎖して「植物工場」に転用していたのです。 単なる跡地利用というわけではなく、 理由があります。 それは、半導体工場では、雑菌の少ない「クリーンルーム」がありますが、 これを活用すれば、清潔な環境の中で、種まきから収穫までできるからです。 その一つ、福島県会津若松市の半導体工場跡で、 昨年10月から栽培していたレタスが収穫されたので、 この5月7日に出荷されたというわけです。。 <富士通レタスって何?> 低カリウムのレタスです。 低カリウムなので、苦味が少なく、長期間鮮度を保てます。 カリウム制限のある透析患者・腎臓病患者でも安心して食べられるとのこと。 価格は、2株90グラムで450~500円。 今回のレタスは、「キレイヤサイ」シリーズの一つとして、販売されます。 あなたもお一ついかがですか? なお、キレイヤサイシリーズでは、今後トマトや葉野菜も栽培するとのことです。 <雑感> 最近中国では、食料を自給できなくなってきて、 大量の食料輸入を始めています。 そして、日本の商社が中国の公社に競り負けるなど、 日本の食料輸入に影響がで始めています。 一方、国内では、これとは関係なく、 最近農業工場が多く出来てきています。 どの農業工場もまだ軌道に乗っているとは言えないように思いますが、 一般の農業と異なり、 気候や虫の害による出来不出来が少なく、 安定した価格と品質が予想されるので、 日本の食料確保に役立てるとも、思っています。 個人的には、注目しています。 PR